ワキガの悩みをなくそう

ワキガで悩んでいる人は多いと思います。私達の体には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺がありますが、ワキガに関係があるのはアポクリン汗腺です。アポクリン汗腺からは臭いの元となる液が分泌され、それが細菌などによって分解されて臭いを放ち、ワキガとなるのです。それでは、どのような人がワキガになりやすいのでしょうか?ワキガになりやすい人の特徴をいくつかあげていきたいと思います。

第1に、家族にワキガの人がいる場合があげられます。アポクリン汗腺の数は遺伝によってきまるためです。第2に、シャツが黄ばみやすい人があげられます。黄ばみの原因は、アポクリン汗腺からの分泌液に含まれる脂肪やたんぱく質、鉄分などです。黄ばみやすいということは、アポクリン汗腺が多いことを意味します。第3に、毛深い人があげられます。アポクリン汗腺は体毛の毛根部に開口するので、毛深いということはアポクリン汗腺が多いことを意味します。

他にも、耳垢が湿っている、脇の下がやや茶色っぽい人などもワキガになりやすいようです。また、意外にも男性より女性の方が、ワキガになる確率が高いようです。それは、女性の方が皮下脂肪が多く、アポクリン汗腺の数も多いためです。上記の症状にあてはまるからといって、必ずしもワキガになるというわけではありませんが、自分がワキガになりやすいかどうかを調べる材料にはなります。